なぜ人は年末ジャンボを買ってしまうのか？

今年も「年末ジャンボ宝くじ」が11月25日から全国一斉発売された。
早速、一獲千金を夢見る人たちが長蛇の列をつくっている。

不況のため、売上げが伸びないと予想される年末ジャンボ。

逆に不況だからこそ購入しようというのは『バカ親による、

娘観察親バカ日記：ママ編』のブロガー。「別に3億円でなくても、
その1000分の1の30万円でいいから当たらないかしら」と夢見ているようだ。

『夜明けのみゅー』のブロガーも「3億円当たったらどうしよう？！」と、
まだ買わぬうちから子どもたちの学費や新しい家の購入など、
詳細な使い道を検討。

年末ジャンボのサイトで夢のタイプ診断までしたと言うから、
かなりの気の入れようだ。

早くも手に入れた年末ジャンボを写真で報告するブロガーもいる（blog）。

一方、「絶対、買わない！」と言い切るのは『なぜ株式投資するのか？

そこに株があるから。』のブロガー。「宝くじの公式サイト見てみたら
、買った瞬間いきなり約50％以上の含み損じゃねぇーかよｗｗ」と
、
その確率の低さに驚き、割りが合わないとの結論だ。

他にも、当たったら人生が狂いそうだから買わないという声もある。

「どうせ、当たらない」と言いながら、
なぜか買ってしまう年末ジャンボ。

人はその1枚が引き起こすかもしれない魔法に魅了されてしまうのか。

少なくとも「ひょっとしたら」と夢見る時間は、

来年への活力に変わることは間違いないだろう。